プロダクト
Axonを利用する広告主は、グローバルブランドから地域密着型のビジネスまで、規模も業種もさまざまです。彼らはスピード感を持ち、効率的に事業を運営しています。しかし、多くの広告主が共通して直面している課題があります。それは「クリエイティブの量」です。
そして、このクリエイティブの量は非常に重要です。
より多くの素材と、より高いバリエーションは、パフォーマンス向上に直結します。
私たちは、社内に制作スタジオを持つ企業や、代理店の支援を受けられる企業だけでなく、すべての広告主にとってAxonが機能する存在でありたいと考えています。
強いプロダクトと明確な意図を持つ広告主であれば、誰でも効果的にローンチし、競争できる環境を整えること。そのためには、クリエイティブ制作のハードルを下げることが不可欠です。
この課題を解決するために、私たちはクリエイティブ生成の自動化を進めています。
Axonのショッピング広告は、すべて次の3つの要素で構成されています。
この中でも、特に多くの広告主が「量」と「バリエーション」の確保に苦戦しているのが、インタラクティブ部分です。このフォーマットはAxon独自のものであり、他プラットフォームで簡単に流用できるものではありません。
インタラクティブが強いと、パフォーマンスは明確に向上します。
多くの高価値クリックはここで発生します。優れたインタラクティブは、メッセージを補強し、商品を効果的に見せ、具体的なアクションへとつなげます。
一方で、インタラクティブが弱いと、広告全体の成果に影響します。
動画がどれだけ優れていても、インタラクティブへの切り替えで勢いを失ってしまうことがあります。
そのため、私たちが最初に取り組んだのは、インタラクティブ生成の自動化でした。
約2週間前、私たちは、ウェブサイトでの購入を促進する広告主向けに、インタラクティブを自動生成するフルオートメーション型・マルチエージェント制作パイプラインの第一弾をローンチしました。
広告主側の体験はシンプルです。
しかし、裏側ではより高度な仕組みが稼働しています。連携する複数のAIエージェントがワークフローを担当し、それぞれが特定のタスクを実行しながら、次の工程へと出力を引き渡し、プロセス全体で制約条件を検証します。
大まかな流れは以下の通りです。
こうした複雑さは、ユーザーからは見えません。
広告主は制作管理を行う必要なく、すぐに使える成果物を受け取ることができます。
まずは一部のWeb広告主に限定して段階的に展開を開始しました。
当初の目的は、あらゆるケースを網羅することではなく、まずリリースし、利用状況を観察しながら改善を重ねていくことでした。
現時点での状況は以下の通りです。

わずか2週間で、AI生成インタラクティブはHTML全体の広告費において相当な割合を占めるまでに拡大しました。そして、その比率は現在も伸び続けています。広告主からは、次のような声が寄せられています。
"AI生成のインタラクティブは本当に素晴らしい出来です"
"AIインタラクティブはとても良いですね。もっと増やしてほしいです。年間のセールごとに専用のインタラクティブをAxonが提供してくれたら、とても助かります"
"とても強力だと思います。こうしたアセットを自動で大量に生成できれば、キャンペーンのクリエイティブを一気にスケールできます"
"AppLovinがAIを活用して広告主のパフォーマンス向上を加速させている点は非常に先進的だと思います。他のプラットフォームはまだそこまで到達していません"
構造的な変化は明確です。広告主はもはや、独自フォーマットを学ぶ必要も、アセットを手動で制作する必要も、外部の制作リソースを調整する必要もありません。オプトインするだけで、高い成果を生むインタラクティブを生成できます。
これは摩擦を取り除くと同時に、クリエイティブの量を大きく増やすことを意味します。
これは第一フェーズに過ぎません。
現在の最優先事項は、AI生成インタラクティブを広く提供することです。
さらに、私たちは2つの方向に機能拡張を進めています。
すでに、最大60秒の動画を自動生成する限定テストも開始しています。初期結果は非常に前向きで、一部の生成アセットはトップパフォーマーとなっています。
自動動画生成は、来年第2四半期初頭に、より広範な広告主へ展開する予定です。
また、Axon上で大規模かつ高度なキャンペーンを展開しているゲームパートナー向けには、プレイアブル広告の自動生成にも取り組んでいます。このフォーマットはゲーム領域において極めて重要であり、自動化によってさらなるスケールが可能になります。
私たちは「使いやすさ」を真剣に追求しています。摩擦を減らせば減らすほど、広告主は制作上の制約ではなく、成長そのものに集中できるようになります。
私たちの長期ビジョンは明確です。企業規模に関わらず、誰もが高品質なクリエイティブにアクセスでき、Axon上で公平に競争できる環境を実現すること。
クリエイティブ生成の自動化は、その目標に向けた大きな一歩です。